前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

イヤフォン探し【PIANO FORTE II】に落ち着くの巻

ファイナルオーディオ社のイヤフォン、ピアノフォルテII

final audio design Piano ForteII ダイナミック型イヤホン ブラウン FI-DC1550M1-BR
定価が3千円前半、店によって2千円台でも買えるお手軽イヤフォンにしては、性能が良いという評価多数あり。実際、量販店で自分のiPhoneをジャックinいろいろ聞き比べてこれにした。ギターを擦るストリングス音、ボーカルが前面に出て来る感じ。逆に他のイヤフォン・ヘッドホンがお決まりの売り文句【重低音】とは程遠い。むしろこのイヤフォンから聞こえる音の方がより自然に無理なく感じ、ボリュームを少し上げても高音が痛くない、残響音がやわらい。イコライザに頼る必要は今のとこ感じない。


それでも、血流が沸騰する激しいドラムや凝った電子音の刺激に依存してた耳には物足りなさはあるだろう。得意・不得意なジャンルを確実に選ぶイヤフォンかなと思う。

個人的には加工していないボーカルが前面に聞こえ、アンプラグドの民族音楽が鳴る大衆歌謡が好きなので、丁度良い性能のイヤフォンに出会えた。耳に詰めないタイプも嬉しい。


耳に当たるイヤーピース部分がABS樹脂なので、改造して他社のゴム製を付ける人も居るようだけど、この硬さが潰れると設計された音質が変わってしまうと思う。


(前回までのあらずじ)
今年の初めにゼンハイザーの耳かけ型イヤフォンSPORTS IIを購入して、納得の音質に落ち着いてたところ、耳掛け部分の復元力が弱まりメガネのツルとやたらとかち合うようになってフィット感がズレた。次にiPhone用のリモコン付きカナル型ソニー製イヤフォンを買ったけど、耳に詰めるせいか歩く時のカラダの振動が鈍く響いて慣れず。レギュラーイヤフォンに戻していたところ、イヤーパットを付けても動くと耳から落ちるようになって(肌の弾力性が衰えてる?)、音質のショボさにも段々と我慢できなくなっていた。