前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

KARA,少女時代に見る「韓国の強さ」

KARA、少女時代に見る「韓国の強さ」 (講談社+α新書)

KARA、少女時代に見る「韓国の強さ」 (講談社+α新書)

タイトルだけで即買い。ハズレが多い新書の中では買ってよかった読後感。


韓国で生まれ育ち、留学来日してから人生の半分ずつを両国で暮らしている著者が感じた、普通の日本人の韓国イメージの変化、韓流やK-POPアーティスト、フィギュアの金メダリスト、キム・ヨナ母娘のエピソード通して、両国の価値観や考え方の違いや面白さを綴ったエッセイ。


韓国の古い歌謡曲から現在のK-POPまでの流れも押さえている。SMエンターテイメント創設者イ・スマン代表個人の過去の芸歴まで紹介されてて面白い。


韓国で少女時代はおじさんにも大人気、ファンコミュ「少女時代党」熱狂的な30・40代のサムチョン(おじさん)部隊の活動も幾つか書かれていた。そこのところもっと詳しく知りたいっ!
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以前、KBS WORLDで放送された「少女時代と追っかけ隊」にも、大人メインのファンクラブがメンバーの誕生日上映オフ会や、メンバーの出身地の町で一日ボランティアをしている姿を紹介していた。独り暮らしのおばあさんの家の大掃除をしたファンたちが、いつも少女時代に励まされチカラをもらっているので、幸せのおすそ分けをと答えていた。こんなファン活動があるのかと感動し、閉じたサークルにはない可能性を感じた。