前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

ヌスラット・ファテ・アリ・ハーン

80年代後半に日本に輸入紹介されたワールドミュージックの中でもお気に入りだった
パキスタンイスラーム世俗楽団?のリーダー、ヌスラット・ファテ・アリ・ハーンが急逝して12年目。彼らの活躍とその後を語ってくれる奇特な公開講座を聴きに行く。当時の関係者の話から長年の謎が簡単に解かれていったり、貴重な映像と訳詩の数々、多幸感で途中から頭痛がしてくる。主催者・講演者にひたすら感謝。



当時は同好の士も情報も希薄だったので街中のCDショップを歩いて探してたことを思い出す。六本木のWAVEやら都心のメガストアやら渋谷のCD輸入店やら中古店やら、今思えば実に効率の悪いこと。今回の講座に集まった百人近い人々のなかで同じ体験も多いだろう。
その昔、インドのバラナシで打楽器のタブラをひと月習ったのも、インドの伝統音楽よりもパキスタンのカッワーリーに憧れたからだと思う。
タブラとハルモニウム(手押しオルガン)そしてオヤジたちがありったけの声で神を讃える。


久々に聴くと至極新鮮なり。