エイプリルフールは年中無休
WBCが終わった途端、今度はミサイル破壊指令!下品で頭の悪いバラエティ番組を無理やり見せられてる気分。
サミット首脳会議のニュースで、市民デモを「資本主義に反対する人々が」とザックリ報じるのをラジオで聞いて失神しそうになる。
2000年を跨いだ反グローバリズム運動やら新社会主義の模索など、一時期まとめて読んだせいもあり個人的にはデモ側に共感する。といって特定の運動や啓蒙者には同調できない。巨大な政府や世界的な企業の重大な行為を告発するのは貴重で意義があるけど、その先の解決方法や善悪の論理は首を傾げるところが多い。それでも多種多様なグループが提唱するものは別の資本主義へのアイデアで、単純に資本主義に反対する人々ではない。(中には世界平和を祈るドリーマーも居るけど。)
単に暴れたいお祭り要員はどこにでも居る、メディアは彼らの絵だけを流すのが一種の風物詩。
去年の洞爺湖サミットでも、マスメディアはデモ行進を警察が一方的に逮捕した現場を解りやすい「絵」として伝えていた。警備産業のためのサミットとしか思えない過剰な警備を正当化するための故意のイベント。