アンカラ スパゲッティ

ここ数日の珈琲、生豆はザンビア産AAとガテマラ産SHBアカテナンゴを日替わりで煎って挽いて飲んでいる。
いつどこで買ったか忘れた格安の輸入スパゲッティを茹でて喰う。アンカラ、いわずと知れたトルコの首都名でもある。ウイグルと中央アジアからトルコまで、チュルク系の町の名前の響きはいつも心の琴線に触れる。まぁ錆びた一弦しかないんだけど。

だいぶ昔に行ったトルコ、イスタンブールでは食べ物の悔いが今も残っている。中東を貧乏旅行した終点だったので、金欠状態。帰りのフライトまで2週間近く、安宿の主人の御厚意で階段踊り場に安く泊まり(大迷惑)、オイシイモノは倹約して過したのじゃ。
宿近く下町の食堂で食ったシェルパスタの美味かったこと。
帰国後、あの味を再現しようとして幾年月。ウイグルのラグメンといい、自分にとってシルクロードは麺之路だなぁ。