前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

国家が輪廻を騙る

宗教が分かれば中国が分かる (シリーズ・中国がわかる)

宗教が分かれば中国が分かる (シリーズ・中国がわかる)

前日分【中国を追われたウイグル人】で、イリ事件や『冤罪』留学生を救え 中国ウイグル人の人権』 トフティ事件を最初に雑誌に発表した記者、として紹介されてる著者が、中国の主な宗教と問題を大きい活字と写真で解説した本。


知ってるようで基本から知らない事が多い。中国国内でカトリック(天主教)は、バチカン中国共産党との対立関係で二つの系統に分かれている。モスクで使われているイスラム教の説話本にまで党が検閲していることなども。台湾で信者の多い媽祖信仰と福建を結ぶ観光事業。ニュースで聴く法輪功への『邪教』弾圧。


チベット仏教界への強引な政治介入は有名なところ、党が決めるという活仏転生認定には改めて呆れ果てる。本物のパンチェン・ラマは行方不明のまま。