前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

東アジア共通の嗜好


タイトルも内容も似た二冊の本を借りて読む。比較文化うんぬん〜というモノ言いは苦手だけど、研究テーマや素材はいつも興味を惹く。
共著なので各章の著者名を記して感想を書くべきところ、こちら雑感なので・・・。

2冊とも共通した言及も見られる。
沖縄・琉球を美しい癒やしの島・歌い踊る人々・観光スポットとして賛美し、反面で米軍基地からの日常な被害を報道しない。
住人が東京発メディアに不信感や不満を持っているのは当然だと思う。


フランダースの犬』がその他大勢のアニメ作品と共に日本製と紹介されず韓国国内でテレビ放送されていた事を知る。ソレを視て育った映画監督で同名の映画が作られていた。映画の内容はフランダースの犬のストーリーとは実質係わりない模様。2003年に日本でも公開されていた。海外向けの題名は『ほえる犬は噛まない
愛玩犬を飼う住人が多いマンションで、犬が失踪する事件が連続する。地下には犬鍋が好きな浮浪者が住んでいる〜 
と個人的にはこっちのストーリーの方が興味深い。


越境するポピュラー文化と“想像のアジア”

越境するポピュラー文化と“想像のアジア”

ビルマミャンマーで2002年『秋の童話』放送から起こったという韓流ドラマブームの様子は面白い。
個人的には日常でドラマは視ないけど、同じく国境を越えて人気というブラジル等のテレビドラマとどなたか比較研究して欲しい。