前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

21世紀の共犯関係

テロ特措法・・・テロリスト及び対テロ産業を育成するアメリカ合衆国政府に恫喝されて決まったわが国の協力的な措置法。
2度の不正選挙で選出され大統領を続けているブッシュ政権に、日本の政官財リーダーは追随するのが得策だと騙られる未だ。


大掛かりな不正選挙の一端は独立系放送局の『デモクラシー・ナウ!』で日本語字幕つき映像(5/14分)で知る。イラク戦争へ従軍した黒人・ヒスパニック系の兵士の投票権を不正に剥奪する計画とか、本流のメディアでは流されない内容だし、ごく一部の社会問題に関心ある層しか知らない実情だとは思う。市民運動の頭打ち状態のジレンマはラルフ・ネーダーのインタビューを見ても感じる。ベトナム戦争当時の機密文章ペンタゴン・ペーパーを内部告白した個人と議員・出版責任者のスピーチも面白い。当時はメディアから黙殺され、FBIからも追われたりして相当キツい状況だったのに、嬉々として当時の冒険談を語る当事者の話術にはココロから感心する。


昔読んだ【地獄のペン 告発するマーク・トウエイン】19世紀終わりに書かれた短編に、すでに祖国愛を煽る陳腐な連中への痛快な罵倒を思い出す。少年時代の南北戦争の間抜けな思い出もあり。