前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

75年のインドアクション映画

京橋のフィルムセンターで炎 SHOLAY(インド1975年)を視た。70年代の大ヒットアクションとして紹介され日本でも今まで何度か上映されていた作品。期待が高すぎたせいもあって・・・
これも『荒野の七人』を下敷きにしているとの解説。観てもその影響は感じなかった。7人は出てこないし。ヒンディー映画は9つの人間感情ナヴァ・ラサがたっぷり入っているから途中休憩が必要なくらい長い映画になる。
この作品も『復讐』への描写が生々しい。ただ凄惨なシーンは直接映さずに血糊は少なめの演出だった。今も映画界に君臨するアミターブ・バッチャンの手足の長さが画面いっぱいに伸びる。個人的には77年の【アマル・アクバル・アントニー】 の方が好き。
この娯楽作品は中近東〜アフリカと世界中でかなりの観客に観られたのでは、と推測。