前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

出国

天津新港ターミナル

朝5時半起きで早朝6時半にホテルをチェックアウト、予想通り部屋のチェックが遅れて20分近くロビーで待たされ、ようやくデポジット100元とパスポートを返してもらう。フロントはレイニー・ヤン似の子だったけど、時間に余裕のない旅行者はストレスが溜まるだろう。


天津駅バスターミナルから621番のバスで東にある塘沽駅前まで乗る。バスは鉄道西駅近くや臨時駅の近くなど月曜の通勤通学で混雑する市内地区を回ったりして、なかなか東へ進まない。高架を走るBMTと平行した幹線道路を走り出すと今度は渋滞・・・。
新港の乗船手続きは9時から10時まで、もしや間に合わないかなと心配する。結局、予定通り駅前乗り換え102路バスで終点の新港まで、新港客運站に着いたのは9時半だった。
乗船手続きから出国手続きまで、多少の時間の余裕があったものの、もっと早く天津市内を出るべき。いや、このルートはあまりお薦めできない。


乗船ターミナルは日本人学生の団体が大勢居て予想外。
あてがわれた二等の大部屋は独り客の男7人だけで、空間には余裕があった。でも冷房利き過ぎ。




7月に乗船したときに置いてなかった、屋外用のイスがあったので、出航から夕方ちかくまで広い勃海湾の景色を見て過ごす。海上を行き来する各国のタンカー、中国国旗をはためかせる木造の漁船、遠くに海底油田プラントなど。日本海に出た頃の夜は荒れた天候に船が突入して大揺れに揺れた。船底がバキバキ鳴くのは初体験。