前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

豊満ダムを視に

konton2007-08-11

鼻風邪がぶり返す。吉林で少しゆっくりしようと思っていたので、ここに3泊することに。


満州時代の巨大プロジェクト、計画建設された豊満ダムを視にバスで行く。鉄道駅から9番のバスで終点まで、片道3元。町中から郊外へ4〜50分走る。豊満区の町でほとんどの客が降りたのでつられて降りたら、まだダムの手前だった。

やむなく車道を歩いて山を越える、山道でロードレーサータイプの自転車乗りがウェアもキメてトレーニングなど…。そういえばスポーツニュースでツール・ド・フランスの模様を重点的に伝えていた、全国的にロードレースのブームなのか?


ダムの正面?を越えると視界には松花湖と風景区が遙か先まで広がる。




遊覧船が何艘も浮かんでいる。チケット売場で値段を視るだけで止す。9番のバスに乗って町中へ引き返す。途中、バスの運転手が一般車から罵られてデッドヒートなど体験。いつ人生の最終回が来ても不思議じゃない。


昼飯を近くの食堂で済ませ、宿へ戻って昼寝。夕方から繁華街を歩く。広い大通りから衣料品ファッションの歩行者天国、細い胡同をいくつかデタラメに歩く。規模が大きいからかこの街も看板や宣伝に外国語教室の中に日本語をいくつか見かける。


真清食堂で焼麦.シュウマイと羊モツスープを頼む。
日本のシュウマイとは衣と肉の比率が違う、でもやっぱり1斤(500グラム)は独りで食うには多過ぎる。スープはほとんど手を着けず、シュウマイ完食のみ。


宿に戻ると、飯食ったか?と老夫婦に訊かれる。タダの挨拶ではなくて心配されてる模様。ビールの晩酌で上機嫌の親父さんが、ヒヒヒ笑いで部屋へ入ってくる。中国語を独学(自学)してると言うと、簡単な会話の発音を直接に直してもらう。
夜遅くなってから若人グループが投宿、自分の借りた3人部屋の端のベッドに若者がひとり入る。事前に了解していたので問題なし。それにしても夜窓を開けてても微妙に蒸す都市特有の空気。
それだけ南へ降りて来た、と言うことか…。