前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

ハルピンへ戻って

本日、また都会のハルピンへ戻ってきた。
ロシアとモンゴル国境の満州里まで行ったり、北はオロチョン族の自治旗まで。
落ち着きがなかったので2、3日はゆっくりしようと思い......
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朝、7時半始発の快速列車でハルピンへ向かう。二等で座席指定があるけど、みなさんあんまり気にしない。始発駅は乗客もまばらだった。1時間ほど先の駅から混み始める。2時間後には大きな荷物を持ち込んだ客で通路も満員に、終点までまだ3時間もあるのに立ちっぱなしは不憫なり。こちらは曇った窓から景色も楽しめず、ひたすら半眠状態。
これだけ乗ると隣り合わせの乗客と会話もあるのだけど、今回は交わす言葉も少なかった。


ハルピン駅に着いても人混みからは抜け出せない。久しぶりに雑踏の都会へ来た。遅い昼飯に紅焼牛肉面を喰って、前回帰ってくるからと約束した安宿へ。
結果から言うと戻るべきではなかった。待ってたというのはタテマエで、客への応対がダレてる。前回とは別の部屋を薦められたうえに、倍の値段(30元)を言ってくる。寝るだけなので義理で一泊だけする。コーヒーを飲むためにお湯を頼んでも持って来ない。夜過ぎに3回目頼んでようやくポットを運んでくるダレ方。


昔、東南アジアを旅した時も再び訪れた安宿で、何度か後悔した事を思い出してしまう。まぁ、低価な宿に期待はしてないけど。消灯までハエに悩まされる。