前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

満洲看板往来

昭和15年(1940年)日本国際観光局・刊行の小冊子【満洲看板往来】を視る。当時の満洲国の街のあらゆるお店の看板をスケッチして紹介したもの。看板イラストを手作業で着色してある。食べもの屋〜惣菜屋、酒屋、日用品〜靴屋、櫛屋、薬屋〜軟膏売りなど。理容店、両替屋、葬儀屋と多種多彩。
待ち歩きスクラップbook。巻末にまとめて解説文がある。


例えば奉天の歯科醫 入れ歯の看板の写し 寸法(幅 二尺位)

これもなかなか多い。
入歯の形をブリキ板に描いて下げたり、店の硝子戸に描いてある。一寸見ると物売る店のやうで、甚だ手軽のやうである。裏町の方へ行くと、歯科と時計修繕、眼鏡屋などを兼ねている店が多い。


某図書館の書庫から閲覧したので、画像撮影は残念ながら・・・


一昨年2005年の大陸旅での一場面を貼る。ウイグル自治区の都、ウルムチの商店街で。

歯科検診・ヨーヨー小僧・たら〜っと客待ち


店の外で患者?を診る光景は他の街でも見かけた。