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青空のなか狂風が朝から晩まで吹き荒れる。南へ自転車通勤。仕事は砂まみれ｡

読書生活は不作が続く。特に酷かったのは最近出版されたばかりの満州本(共著)の一冊。開拓民や引き揚げ証言者の聴き取り調査で､証言者の発言をぶつ切りにして挟まれてる､若い研究者の乱暴な私見がどうにも不愉快。これで学問なのか､もう社会学系の『歴史をとらえなおす』本は読みたくないっ。