前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

アメリカ陸軍ー高速墓堀機を評価中

スクラップブック記事より転載。
雑誌「軍事研究」当時買った号の開発購入ニュースより。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
アメリカ陸軍ーー高速墓堀機を評価中。


アメリカ陸軍は、民間用墓掘り機の改造型を評価中である。戦争の状態が死体を処理し最終的に埋葬できるようになるまで、将来戦場においては一時的な墓地を構築することが必要になるとみているからである。この研究では、急速に変化し流動的な将来戦の様相は死者の一時的墓地を必要とし、死体処理中隊は現用の制式バックホーより早く効率的な墓掘り機を要することが判った。15分から20分ごとに墓を一つ掘るという要求に応えるため、アメリカ陸軍部隊支援コマンドのベルボア研究開発技術センターはテキサス州パーに在るセムコ・マニファクチュア社製の墓掘り機を実験中である。この機械は棺桶よりはむしろ袋に入った死体用に小さく浅く掘れるように改造してある。
この機械は、調整可能の垂直キャタピラに連鎖回転バケットをつけて用いるが、同じ機械と接続すると、約10時間作業で200以上の墓を掘ることができる。この機械は墓地までは牽引移動されるが、到着して墓掘り作業中は自力で動く。また、後になって、この機械で掘り返すこともできる。(MR誌87年4月号)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 

もはや感想など蛇足なくらいの無力感。McDonald's化は予測可能性と効率化、計算可能性にある。
「紛争の自動回転すし」とでも命名すべきか?いや、既に御洒落なネーミングが使われてると思われる。「死体処理中隊」とこの自動機械に加えて、従軍宣教師と現地の夜の女性を加えると完全な社会の行進が自己組織化される。