前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

アフリカ映画紀行

アフリカ映画紀行 (シリーズ・地球文化紀行)

アフリカ映画紀行 (シリーズ・地球文化紀行)

1988年〜99年までのJCCカルタゴ映画祭とFESPACOワガドゥク全アフリカ映画祭レポート。70年代から活躍しているアフリカ人監督とお薦め作品を紹介している。ここ50本作品中で自分が観ているのは地中海映画祭で上映されたチェニジア映画【ラグレットの夏】一本のみ。
この本で紹介されているアフリカ発の短編やコメディのようなロードムービーを視てみたい。ワールドカップ南ア開催に便乗して。

日本公開もされビデオ化されたマリ映画【イエレーン】(ひかり)88年のスレイマン・シセ監督プロフィールも知ることができた。


ブラック・アフリカの映画

ブラック・アフリカの映画

パリの雑誌『シネマクシオン』第26号【アフリカの黒人映画】特集を翻訳し編集し、日本で本格的にアフリカ映画評が紹介された本。
上記の本を遡る83年までのブラックアフリカ映画を批評している。作品を紹介する写真も多い。ここでもスレイマン・シセの評価は高い。個人的に旧植民地国と文化振興(戦略か)、現地の映画制作者の育成と、地元では観れない社会派作品の関わりの周辺が知れて興味深い。