前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

マルクス兄弟『ルーム・サーヴィス』

池袋の新文芸座の10月上映プログラムにマルクス兄弟の作品が5作載っていた。新宿でのリバイバル上映で初めて視てからもう20年以上経っている。オリジナルは遠い昔だけど。


今月始めに北京の音像店で買ってきた映画DVDからマルクス兄弟『ルーム・サーヴィス』(1938年)を視てみる。
解説本マルクス兄弟のおかしな世界でこの映画の原作はブロードウェイでロングラン興行された芝居だったことを知る。セリフを介したシーンが多くて自分の貧しい英語力で面白がれるようなシロモノではない。彼らがいつものように暴れまわるシーンも無いし。それなのに公開当時はこれがヒットして『我輩はカモである』が不評だったのは解せない。