前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

錦州から瀋陽

瀋陽駅(旧奉天駅)

外人の姿が見えない錦州のバスターミナルでも英語のアナウンスがある。チケットチェックもバーコード認識と設備が進んでいる。
遼寧省省都瀋陽へ高速バスで向かう。中国東北部の高速道路をボルボ製のバスで繋いでいるバス会社、前座席に置かれた雑誌も自社で作っている模様。自社広告とメーカーの広告、S.H.E.のBaby Gとか。映画『鬼子来了』鬼が来た!のロケ地だった山海関近くの挂甲台村を訪れたコラムも載っていた。


快適に3時間10分で瀋陽北駅近くのバスターミナルへ着く。ここも隣がフランス系メガストアカルフールだ…。インスタントコーヒーしか置いてなかった品揃え少ない天津店よりは、書籍も音楽CDも多めにあった。

この先買えないかもしれない輸入コーヒー豆(粉)を買っておく。キャットフードの隣だったけど...。



宿は硬貨をモチーフにした高層ビル(韓業銀行)の向かい裏の雑然とした一画で選ぶ。3畳サイズの狭い個室、20元の旅館に泊まる。やはり日本人は珍しいようで、いろいろ親切。ただお客のマナーは悪い。夜中まで大声だしたり、トイレの汚れ方も最悪。しばらく残像が消えない。


瀋陽北駅から瀋陽駅(旧奉天駅)まで歩いてみる。結構遠い。素直に路線バスに乗るべし。帰りはナウなヤングの繁華街から、ハングル看板の朝鮮族の繁華街を通って帰る。


この街は西域のウルムチほどではないけど、車がクラクション鳴らしながら、広い歩道に突っ込んで来るので、街歩きには危険と不快が伴う。
でも柳がえんえん続く通りは涼しげ。


テレビニュース映像を見て驚いた。偽装肉まんの紹介で、製造者の匿名取材。段ボール紙を水でふやかして包丁で刻んで食材に混ぜて蒸して売って…。