前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

復刻パン

避けていた昭和回顧モノをコンビニで視つけて買い食い・・・してしまう。『円盤パン』は包装紙とネーミングに惹かれたけど、味の感想は書かないから察してくれよ、お互い大人じゃないかっ。
消息筋に問い合わせたら、左側の写真に使われているのは70年の大阪万博フジパンのパビリオンと出し物のロボットの写真だった。
昭和三十年代の復刻パンシリーズとの事。どうりで記憶に無いわけどす。




割高なレトロ商品はずいぶんと前から市場に氾濫している。ハンランというよりイメージを買うよな計画経済かも。
POSシステムだけだと購買層の情報が掴めないところを、お店のポイントカードや電子マネーで消費者の年齢性別も記録され積まれた中から企画されたモノが商品棚に増えてる。キャラクター商品・地名ブランド・レトロもの、いつどこでだれが・・・って組み合わせは無限にある。それでも昭和回顧はなかなか下火にならない不思議。


回顧ビジネスは止められないとしても、消費税分くらいは文句を記す。
高度成長期の食べ物(加工商品)は、完全な人工食品かと思うくらいの着色と添加物が使われてた。駄菓子屋では毒毒しい色のジュースが売られて、喜んでそれ飲んでたし。学校給食にしてもパンは白くて薬品くさい、テカるマーガリンに、ピーナツバターはボンドと同じ臭い。エトセトラ。21世紀に復刻しても当時の原材料は使えないはず。あぶないから。
ファーストフード関連は今までブログで言及して来たけど、本来自分の味覚は駄目な方だと思う。
あの懐かしい化学物質たちは臓器のどこかに濃縮して残留してるだろう。
ダイエットなんかしたら、蓄積された有毒物質が糖分と共に脳に達する気もする。それを記憶の美化と呼ぶ。