前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

1970年のバングラデシュ

BS朝日牛山純一・20世紀の映像遺産「黄金の大地ベンガルの村250日(前・後編)」1970年作品を解説付きで視る。バングラディシュのコトナガールという村での長期取材。村の婚礼からイスラム教徒の祭りごとなど多く写されている。いわゆる割礼に子供をはげますという説明で放浪の楽士が歌うシーンが映されていた。バウルとは違うのかな?サトウキビ工場(手作業の藁葺き小屋)が倒産して、事業主が自ら工場に火をつけるシーンなど印象に残る。番組ディレクターの名前に「大島渚」。この時期にテレビドキュメンタリーを作っていた中のひとつなのか。


BSハイビジョン「水迸り 大地起つ 〜中国 貴州省 知られざる絶景〜」カルスト台地の隆起と侵食で不思議な景観を写している。水田の形も陥没のまま渦巻き状になっていたり、もの凄い鍾乳洞の奇形、地下水を潜っては地上に現れる様々な滝など。真夏に視ると涼しくなる番組。少数民族の布依(プイ)族と苗(ミャオ)族の伝統的な暮らしも紹介されている。苗族の婚礼では有名な「歌垣」やカスタネット状(赤い小さな椅子のような形)の楽器を両手で打ち鳴らす舞踊なども映されていた。新婚さんは広州の出稼ぎ先で出合ったとのこと、民族衣装の華やかな婚礼後はまた出稼ぎに戻って、故郷で商売をするための資金を作るとのこと。新婦さんは工場勤めのようだ。