前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

「アジア大回廊」〜中国からパキスタンへ 2万キロの旅〜 後編

前編を10日分に書いたハイビジョン特集の続編を視る。
タイからマレー鉄道で南下してシンガポールへ、貨物船でマラッカ海峡を通って南インドマドラス(チェンナイ)へ上陸するコースを女性レポーターが。作家の梁石日(ヤン・ソギル)はミャンマーから越境ルートに許可がおりず、空路でバングラデッシュのダッカへ降りる。いきなり大規模なイスラム教の祭り(河川敷のような所で3日間の集会と祈り)という珍しい映像を視る。市場で中国商品の大量流入を見ながらインドへ入りカルカッタ(コルカタ)からデリーを目指す「幹線道路」も意外な展開で笑ってしまう。高速物流な道路のはずが今のところインドの日常風景のまま。人が張り付いたりぶら下がった軽自動車は、マンガのように車体を大きく傾けて疾走しているし、道路には石やモノが散乱して、ツルツルのタイヤで減速もせず障害物をよけて走るトラック。背の高いラクダに牽引させてる不恰好な車から、いきなり前方に大きな塊が・・・象の上に腰掛て悠々と道路を歩く奴まで。爆笑インド・絶対無敵なり。


気になったのはインドでの訪問先が、地上波のNスペ「インドの衝撃」頭脳パワー編で紹介された処と2箇所かぶってる事。バンガロールの巨大IT企業とビハール州にある苦学生のためのラマヌジャン数学アカデミーを訪問していて、なにか再放送を視てるような錯覚がする。違う番組制作プロダクションのはずなのに、この繰り返し取材はなんなのかな?