キャラクターの実力
ニュースは不二家騒動ばかりという今日この頃、押入れ片付け中に94年刊の本が出てきた。
広告キャラクター大博物館―ニッポン消費文化の中の不思議なアイドルたち
- 作者: ポッププロジェクト
- 出版社/メーカー: 日本文芸社
- 発売日: 1994/11
- メディア: 単行本
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不二家のペコちゃんにはそう想い入れが無いので割愛、メンソレータム「リトルナース」の日・韓・台のニセモノコレクションと、日ペンの「美子ちゃん」シリーズが面白い。
広告塔の心理的逆効果はよくあるけど。通りすがりの寂れた商店街の薬局の外に、佐藤製薬の「サトちゃん」やエスエス製薬の「ピョンちゃん」が、長年の陽射に退色して(腕が折れてテーピングしてあったり)置いてあるのを視ると、なんか泣きそうになる。