ぷちイラン映画祭

マフマルバフ監督の最新作「スクリーム・オブ・アント」と、ジャファル・パナヒ監督「オフサイド」の二本を観る。朝日ホール客席638のうち、どちらも4割弱の入り。オフサイドは好かったのでもったいない。ストーリーはサッカーイラン代表がワールドカップに出場する為の大事な試合の当日、首都テヘランで女人禁制のスタジアムへ単身、男を装って会場へ入ろうとする熱狂的な女性サポーター達と、阻もうとする警備の兵士達との攻防。
もう作品の着想から既に成功している。
イスラム＝女性抑圧、といった西洋流の単純な図式では描かれていないのも好感が持てる。登場する女性の個性も様々、警備側の兵士も様々だな〜と。娯楽作としても上手。BBCのレビューでは「コメディ」になってる。
選んで視た映画の満足度は４戦１勝２敗１分け。終わりよければ全て好し・・・かな？