前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

超ひも理論・日台流行歌編

台湾ベテランTOPアイドルのジョリン・ツァイ蔡依林、最新アルバム「唯舞独尊」を先輩からのお勧めで借りて聴いたり視たり。内容の感想は後日。今日はショックのみ記ス。


日本製の「エロかっこいい」とトレード希望だな〜、などと雑念混じりでCD聴いてたら、6曲目に鈍器のようなもので殴られた(感じ)「墓仔埔也敢去」下がMV

検索したら、既に95年の台湾映画「熱帯魚」で伍佰(ウーバイ)が、アイドルクループの南方台湾小姑娘、李翊君が歌っている。しかし曲調は間違いなく橋幸夫のアレだ!歌詞の「「ヤヤヤヤャ〜、エエエエエ〜、オゥオゥオゥ、」」まで同じ。東京オリンピックの1964年に橋幸夫が歌った青春エレキ歌謡「恋をするなら」という曲。オリジナルといっても・・・メリケン臭い・・・オリジナルです。


■検索先でリンクされてた興味深い記事「第36回 日台東京フォーラム(台湾の歌から見た戦後史)蔡 易達氏」
http://home.att.ne.jp/red/dateasia/kako/taiwan36.htm
台湾での戦後日本の歌謡曲との関係と流れが判る。
(注)対話されている「炎のように燃えようよ」は【恋をするなら】の歌い出し。「星は何でも知っている」は平尾昌章で、西郷輝彦が歌っていた原曲は別。


王心凌の「月光」の原曲もほぼ同じ時代の日本の曲。にしても橋幸夫とジョリンって永遠に交差しない感じなんだけど。音の伝達も30光年以上係ってるし米・日・台の一方通行と時空の歪みを感ずる。これぞ珍味なダークマター