前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

【世界各国の人気番組を紹介するNHK BS2「ネクスト」録画二本分メモ】

 ベトナム
地上波は未だ国営放送3局(総合・教育・スポーツ他)のみとの事。


■運命の「すげがさ」
一週間に13ものクイズ番組花盛り。紹介された素人公募クイズ番組では月収の12〜20倍の賞金を手にした勝者が、番組の終わりに競い合った出演者二人に賞金の一部をおすそ分け、枯葉剤被害者の会に寄付、両親の郷土の老人会二つにも寄付。盛り上げも少なく淡々と寄付が進む。

■緑のタマリンド
ベトナム共産党に入党前の青年部にあたる学生リーダー達の紹介と活動番組は、NHKの制作する青少年ものに雰囲気が似ていた。ホントに人気番組なのか?カワイイ系な司会のカイン・チーさん人気かも

■週末だよ全員集合(意訳?)
社会問題をコント形式で紹介するもの。悪徳バス業者のコントは色々実体験があって笑えない。問題提起なのかよくわからない。
 
メイン司会者の小池栄子の今回の衣装が胸元V字に空いた白いドレス。この番組では珍しい。サバけた仕切りも上手く視聴者は動体視力を試される
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 ルーマニア
89年まで独裁のチャウシェスク政権が一日2〜3時間放映していたという映像の断片が紹介される。暗澹とした「1984」のイメージそのまま。「小麦が何割増産した〜」と公式発表があれば、民衆は反語として「今、何割足りないのか」と解釈してた、等々スタジオのルーマニア人ゲストの話。発言したのは若者なのでどこまで実体験なのかは疑問だけど。
現時点で地上波は国営1局と民間4局。


■「審判の日」勝ち抜きバラエティ?
毎回各界からの公募で選ばれた出場者が勝ち抜くスタジオ収録番組は、テレ東のテレビチャンピオン風かと思ったら・・・
花屋さん達でバトルの回は、一回戦が「この人から買いたくない」ひとりをスタジオ観客が見た目で選んで落とすという酷いもの。二回戦は出場者の自宅の部屋を無断?レポートして私生活を暴くいたうえで落とす。三回戦は歌唱力を競うという「花屋」とは関係ないもの。最期の審判は自分をアピールするスピーチで印象悪い方が下の水槽に落ちる。

■「ミティカさんの物語」
詩人でベテラン俳優のミティカ氏の番組は、老人の暮らしをテーマにした社会主義時代の風刺画の様相。ただ長廻しなのでコーナー紹介も早送りだらけ。

■「ヨーロッパへの道」
村のセットでコント形式の「ルーマニアが希望しているEUに加盟すると、生活はこうなります」という紹介番組。低所得なのにEU一律に掛けられる各税金の話とか、横暴だった警察の人権重視とか。

★国旗画像はフリー素材のNational flag & Road sign MTから使用