前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

湿ったレビュー

中華アイドル中毒の先輩から香港映画を三本借りて視る。そのうち二本をば。
『野蠻秘笈』2006年香港
 
張柏芝 セシリア・チャンと古巨基 レオ・クー主演のカンフーコメディ映画。張柏芝の素材に頼ったソフトなお色気シーンと、古巨基のナヨナヨしたイジラレ役が多用されてる・・・はずが父親役のコメディアンの怪演(お笑いというより怖い)に作品全部が食われてるかも。
近年お約束のやたら宙に浮くアクションシーンとCG加工多用は好き嫌いが分かれるな〜と再認識。


『精武家庭』ドラゴンプロジェクト 2005年香港

日本でも劇場公開され日本版の公式サイトまである。総指揮にジャッキー・チェン。キャストもそれぞれ有名な映画に出演している役者ばかりでかなり豪華。TWINSのジリアンが兄妹カンフーで闘う。闘う。闘い過ぎる・・・・・・なんでそこまで・・・・。華奢なモデル体形でも型を決めるところなどアクションシーンはかなり凝っているクラスの作品。フツーのホームドラマな場面を見ると堀北真希似だなと思う。Twins相方のシャーリーンも高校生の同級生役で出ていて、Tシャツ素足でミニ葉巻をくゆらすアンニュイなポーズをとったり、・・・でも中学生にしか見えないぞ。女はみんな女優だから本当の歳は判らないっス。香港は萌え+武闘派じゃないとトップアイドルにはなれないのか?ハードル高すぎ。


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ハリウッドのアクション映画を観ると「なんでそこまで撃ちまくる?病気かよ!」とウンザリする同じ客が、カンフー映画観ると「も〜いいから銃殺!」と途中で思う。映画のせいか客の病いか。