新興宗教巡り

日本ばちかん巡り

寝苦しい夜に読む。元々は芸術新潮に95年まで連載された宗教団体の訪問記を書籍化したもの。著者の山口文憲氏は80年代の香港在住ルポで面白い書き手と印象が強い。その技で列島にあまねく遍在する宗教団体を訪ねるわけだから面白くないわけがない。

序章には書き下ろしの上九一色村を外伝として。天理教。金光教。大本。世界救世教。真如苑。善隣会。崇教真光。天照皇大神宮教。出雲大社。辯天宗。伊勢神宮。生駒山系の神々。松緑神道大和山。いじゅん。

あとがきに書籍化には難航したとあるが、やはりユニークな比喩が当事者達には受け入れられなかったと見える。

後記まつたけ館長のブログで『大本と丹波亀山城と亀岡市民』
http://blogs.yahoo.co.jp/f4_ttm/14033184.html