前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

コークと戦争広告と茶の間

巨大駅地下道の大型看板に「広末涼子浄化計画」を今月から視かける。ボスニアの内戦を一瞬で連想。人道的軍事行為・NATO空爆などを思い出させてくれる機会を与えてくれてありがとうと言うべきか、本来の文字の意味を失って不快感が爆発する。半端に諦めて来たことへの怒りも含めて。


イラクではコカコーラが子供たちへ配られているらしい。餌付け行為と将来への投資ともうひとつ、持つことで占領支持の絵が撮れること。日本国内では未だに「世界中の人々はアメリカに憧れている」という言説が流されている。確かに、反米と言いながらハリウッドスターのポスターを貼ったり、上記のコーラを飲んだりするのは映像などではよく視掛ける。ただそれを憧れと断定するのは、あのフィーリングを想起させる。


コークのTVCMが若者の笑顔で、ピョンヤン放送と違いが無い頃。日本でサッカーが大衆受けする前、自分の周りでは大勢の自称ジャイアンツファン達が暴言を吐いていた。「アンチも巨人フアン」というフレーズ。スポーツで巨人ファン以外は、憧れの反対(嫉妬)でしか存在を認めないという傲慢ワールド。この表現は説得力ゼロで怒りを増大させるシロモノだったけど、今では米国ファンに対してこの気の違った怒りを持ち越している。怒るのも気が違ってると自覚しながら、スポーツ=巨人。国際社会=アメリカ。どちらも低俗なことしか共通していない。


(蛇足)自分の親父は洒落にならない毒舌家、巨人大嫌いタイガースファンで自称反米反中国なのだけど、アメリカブランドのタバコを吸っている。●●派というのも偽のインフレ。