前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

記憶の地層

陽射し強い晴れ〜曇り。屋外頭脳労働。
ニュースで久々に原風景を幻視。白亜紀の化石フタバスズキリュウが分類上で一段上の新属になった。どこが独特なのか、詳しい記事は探せなかった。夏の風物詩恐竜イベントにあわせたのか、「のび太の恐竜2006」の広告効果として研究費積み増し希望。


県民性は血液型よりもシッカリ悪意があって、郷土ネタは躊躇する。出身地を聞かれると未だに困る。海がないと誤解されてる福島県民になるから。実際は太平洋沿いの北茨城との県境に居たので郷土の自覚ゼロ。「気候が温暖過ぎて、ここの人達は向上心が無い」とも評される。[同意する]にクリック。あまり縁がなかった山間には自動車道が造られて都会の産廃ゴミ捨て場、海竜の化石が出たすぐ北は原子炉が並ぶ原発銀座。明るい未来は平競輪で失う日常。


関東平野の北端、アイヌ語地名の南限とされる。人に説明するときは『常磐ハワイアンセンター』現スパリゾートハワイアン)の名前を出す。本物のハワイ旅行が高嶺の花だった時代にはかなり遠方から集客力があった。後に言うテーマパーク。自発的に行くというより嫌々町内会や会社団体の懇親会とかに利用され、他の観光地と似てリピーター率は低かった。ある歳より上には間の抜けた共通体験が広く語られる。ここで子供の頃に芸能人の歌謡ショーを幾つか観た。
戦前戦後と石炭供給基地だった常磐炭鉱の障害になった坑内でお湯が沸く事が、擬似ハワイを創った。
海竜の化石が見つかった双葉の北には原発銀座。南には遠洋漁業基地の小名浜がある。女優の秋吉久美子が育ったという。化石を採りに行ったとか後年ラジオで話していた。街は大きく港は充分魚臭いけど、自転車乗りとしては広い化学コンビナート地帯と刺激臭を思い出す。