インサイド・ディズニー
ヘンテコな機械翻訳が少なくなってwebが読み易い今日この頃。プラウダの2006兵器万博inインドの記事まではロイヤルスマイルで読めた、けどアルジャジーラの漫画騒動には困った、が。日本特派員発の愛国漫画の記事には背筋も凍る。
書名は記さないけど、フロリダの元祖ディズニーランドで、インターンシップ制度で半年働いた日本人留学生の体験本を読んだ。
著者の専攻は旅行産業学、通称ディズニー大学で毎週受講も受けているので、普通のミッキー好きではない。本の内容は愉快な話。そこから寮の厳しい管理とか、客と笑顔で応対する係がハードワークだったり、マイナスなエピソードばかり拾ってしまうのは……読み手の意地が悪いから。
広大な園内でディズニーマジックが解けないようにするための、実話としてひとつ。
お土産ブースで半狂乱の母親が「娘が居なくなった」と言って来る。実は子供は万引きで捕まって事情聴取を受けているのだが、担当マネージャーはそれを言わずに「先程店内でお見かけしました。探してみますが、あと30分くらいできっと戻りますのでご心配なさらないで下さい」と応対し、結局母親には娘の万引きの事を伝えない、娘も言わないという『ハピネス』・・・・・・・・
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