魔人の海

今年はウイグルとチベットをメインに廻り、今までも色々な国の少数民族と呼ばれる人と縁があった。いつも彼らの境遇に軽く感情移入しかかる瞬間によぎるのが「身近なはずのアイヌや琉球のことをろくに知らない」こと。

今晩思い出したことあり。
小学校高学年時に読んだ本。、魔神の海 (児童文学創作シリーズ)
http://www.iiclo.or.jp/100books/1946/htm/060main.htm
アイヌの物語。確か課題図書と関係なく校内図書から借りて読書感想文で書いた。アイヌの一青年を主人公に自然や信仰を伝える綺麗な文章とクナシリ・メナシの乱という実話を元に物語にしている。後ろにアイヌの歴史年表があったかも。

当時の苦手な女性担任に過剰に褒められたけど、コンクール用に書き直し箇所もあって、他人の目を気にしはじめた児童の感想文は不自然になりあっけなく頓挫。やあ､勢いだけの駄文書きの原点ここにあり。
来年改めてアイヌ関連本を読みたいと思う　暖房の無い部屋で。