「アルナの子どもたち」
ありがたくも近所で開催の「アルナの子どもたち」 上映会を視に行く。アンテナにも貼っている「パレスチナ子どものキャンペーン」の主催。市民〜に出掛けるのは正直久しぶり。重い気分を喰らうのは覚悟のうえ・・・やっぱり苦い思いをする。否、記憶が沈殿して感想が浮かぶまで時間が掛かる映画。現実の重さ。
東京ではもう一回上映が決まっている。
運動もボランティアもなにも参加していない自分のような人間にまで、ここまで「無力感」を喰らうのだから、この映画で主催者側に得は無い気がするが、長い眼でパレスチナの現状に関心を持ってほしいという主旨なのだろう。
半年前アラブ映画祭で観た長編の『 ルート181 』と繋がる太い渋滞路を想う。旅先のエルサレムで熱心に祈るひとをニヤニヤ視ていたツケが、こうやって回り廻って来るとは。