前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

七剣 Seven Swords

8月中旬にチベットのラサ映画館で観た『七剣』が来月1日から早くも日本公開に。ツイ・ハーク贔屓なので評価は甘いかもしれないが、凝れば凝るほどウソくさくなるデジタルエフェクト全盛の中で、効果的に体当たりアナログな技を混ぜ込んでいる娯楽大作。


決めセリフは聞き取れなくても、経済から映画まで今中国は韓流なのだと実感した次第。ウイグル天山山脈に伝わる無敵の剣とか、異郷はいつも憧憬と侮蔑の供給源どす。


自作HPスマイルゼロ元「映画館のある街」でも中国各地の「七剣」看板を撮っていた。


中国各地で大ヒットだと現地のTVでも特番などで宣伝していた。
因みに上映2週目、午前10:30の回で客は自分ひとり。音響も好かったが少々寂しかった。坊さんと一緒に観たいと思って行ったのに。VCDがいくら普及しているといってもスクリーンで観るべき作品だろう。大きな街なのに映画館自体を見ないところもあった。経営が苦しいのだろうか。海賊版ソフトの数倍払ってでも映画館で観たい作品は確かに少ないかもしれぬ。否、コピー商品の問題なのかな?ミッキー