前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

カシュガル→ ホータン

日曜バザール

早朝6時起き、まだ真夜中の気配。チェックアウトして7時にバスターミナルへ、ところがバス運行は二時間遅い新疆時間だった。新疆に入った時点から気にはしていたが、今までの街は北京時間の運行だったので今回も疑わなかった。明け方を迎える景色を見ながら北京時間の9時半発、ホータンまで520キロ8時間。
午前中は雨、緑が多い景色。


車内のVCDは映画版『バイオハザード』・・・・・・。


途中、迂回路で川状になった道を2箇所渡る。曇天の空に風が吹くと、真っ直ぐなアスファルト道路に砂の波が横に流れていく。
14時頃、白人がふたり、二人乗り自転車で逆方向にすれ違う。
乗っている時間が長い。パンとクッキー、水飲みながら景色を視る。


VCD二本目はウイグルのメロドラマ、泣かせ所なのか、女性が泣いてばかりいるシーンが多い。鬱陶しい作風。


ホータンに近づいた頃に水田を多く見かける。
17:30分ホータンバスターミナルへ着く。


和田賓館の3人部屋のドミ、1ベット20元に泊まる。外人が多いはずが扱いに慣れていない。鍵と保証金のやりとりとか。


街を歩く。この日は砂埃が凄い。目と口の中がジャリジャリする。
高級?ショッピング街と古いバザールが混在する。
交通量の多い交差点を渡っている途中、子供にホータン名産の玉を渡され、売りつけられそうになる。車に轢かれるだろうが。
外人が通りそうにない処で、中国系の男に日本語表示のケータイを買わないかと言われる。盗品なのかレンタル品なのかよくわからない。
10時には店が閉まっている。他の町より早い。
ノドが少し痛い。遅い夕食。


宿に帰ってテレビを点けると、八一路軍の前で軍歌のライブステージ。スクールメイツ風のダンサー、ど派手な軍服を着た男女歌手が軍を称える歌を熱唱。兵士達はそれを不動の体勢で聴かされている。あくびをしていたのが映った兵士の身を案じる。