スタンダップコメディが観たい。

復刻版ＣＤ「ジス・イズ・ミスター・トニー谷」を聴く。同時に買って読んだ
「トニー谷ざんす」97年刊　村松友視著（ISBN:4620311626）の読後感は、
おおよそ芸風とほど遠い悲しいひと。インチキ英語を駆使して軽薄な男を演ずる芸人が大ウケしたのは、日本人のアメリカに対する深い愛憎なのかもしれない。リアルタイムで観れなかった分だけ邪推。
「チャンバラ・マンボ」を聴きながら浅草オペラからの滑稽な和洋折衷を思う。マツケンサンバに似てなくもないけど、アレは「しりあがり寿」的世界観を想起。