前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

100人の子供たちが列車を待っている

「100人の子供たちが列車を待っている」
チリ1988年作品。前から気になっていた作品をビデオで観た。50分のドキュメンタリー
86年の「戒厳令下チリ潜入記」は昔名画座で観た憶えあり。
アジェンデからピノチェトの圧制と、チリワインしか知らない馬鹿者に貧民街の教会で子供たちに映画の歴史とつくりかたを教える授業の記録映画は、退屈なのではないかと思いきや・・・・・・・・・・・・・・・・・・
となりのひと秘密警察なの・・・・・・・・・・子供に「戦う民主主義」を教えていたっス。


死者2千人以上・犠牲者3万弱といわれるこの軍事政権時代に、よく撮ったなと。インタビューに素直に答えている子供たちは、その後無事だったのか気になる。


ピノチェト独裁政権時代の誘拐拷問殺人を問う裁判で痴呆を理由に今も自由の身。隣国ペルー元大統領フジモリ氏は日本に逃げ込んだまま「男の隠れ家」満喫。数千億円単位の有償無償援助をした日本政府の政策も問われない。