前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

『1プードの塩』

『1プードの塩』小林和男著エッセイ集2000年初版。
今読み返すと、現NHK会長との会食や、小学校人質事件で有名になって
しまったオセチアの話も出てくる。
英雄だった少年 パヴェリク・モロゾフ
30年代のスターリン時代に地主だった親の謀議を党に通報した「英雄」の子
父親は処刑され、少年は英雄視され、長年宣伝や教科書や銅像になったという。
勿論、逸話がどこまで実話かは不明。
それがソ連崩壊後のゴルバチョフ政権クーデター騒ぎの中で、
集まった市民がバリケード代わりに少年の像を道に転がして使ったという。
誰もが知っている少年像は微塵も愛されていなかったのか。
絵本「しあわせの王子」と併せて語りたいエピソード。忘れること消すこと