前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

自己嫌悪キャンペーン

単なる野次馬のくせに先日の死刑報道に未だ不快感引きずる。
死刑廃止論は「被害者にわびる」ために犯罪者を生きさせるという。
冤罪問題なら解るが、これにはサッパリ。解りたくもなし。
改心とは、性善説に都合の良い「懺悔」を言わせることかと思う。
嘘にしろ遺族にあやまったところで、怒りや憎しみは酷くなると。


やさしい人に注意。無害なやさしいひとも居るけど。
民主主義の伝道のために街を爆撃もするしね。←ねじゃない!


言葉は欠陥商品なので、ときどき怪我をする。


人民日報『南京大虐殺名誉毀損法廷』日本では報道されてそうにない。
http://j.people.com.cn/2004/09/16/jp20040916_43458.html
全部の証言が事実だとは思えないが、加害者側が「自虐史観」と言うのはウンザリ。
そろそろ新しくてラブリーな『決め文句』を考えてくれ。
南京は古い城壁に囲まれていて、閉じ込めるには簡単なところ。
賠償金やあやまちをわびて済むはずもなし。


★ちょっと嫌話★
第二次大戦終結前の会談で西側の首脳がソ連軍のドイツ各地での略奪や暴行が目に余ると発言した。
それに対しスターリンが「兵士達は今まで死と隣り合わせで戦ってきたのだから、ご褒美をもらったり、御婦人をからかったりするのは大目に見よう」と発言した。


ソ連崩壊を予言していた小室直樹が80年代に出版された対談本での、右の論客としての発言には恐れ入った。
『20万人殺してもかまわない。中国の歴史文献で敵の捕虜を20万人生き埋めにしてるから。俺なら欧米のジャーナリスト(南京虐殺を世界に発信した元)も殺してた』
ある意味筋は通っている。右とか左とかその他大勢はファンタジーばかり騙るが、このときばかりは同意できない「納得」の拳骨を喰らった。


先日のニュース「南京の虐殺記念館を敷地倍増して改装へ」には正直「うへぇ」。
謝罪の優等生ドイツは戦争責任のすべてを『ナチス』に負わせたが、映画やドラマ、日本のTVアニメの中まで『悪役』になっている。ナチ=悪魔の集団・・・という単純な図式は平和主義者の人気アトラクションかとさえ思う。アジアのエログロ映画には日本軍の蛮行が定番だし。