前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

刑事ドラマ

TV刑事ドラマといえば最初に記憶があるのは「ロボット刑事K」石森章太郎の重いテーマを子供向け特撮でどこまで創られていたかは知らズ。
再放送「太陽にほえろショーケン演じるマカロニの死に様は耽美的だった。小学校高学年で放課後に四㌔を走って帰宅して観たなと。


「Gメン75」初期の暗黒の脚本はスポンサーのハウスCMとギャップが強烈だった。
この番組の警察内部の不祥事件数は多すぎじゃないか?否。リアリズムか。
同時期の「特捜最前線」でも住民の警察不信や聞き込み拒否のシビアな作風だった。この二つの番組は恐るべき傑作が散りばめられている。
「特捜」で強烈に憶えているのが、愉快犯が最後に逮捕されて
「俺の勝ちだ。これで有名になれる〜!」と喜々とした犯罪者へ二谷英明の返答が、
「お前はジョン・レノンを殺した奴の名前が言えるか?〜を殺した奴の名前が言えるか?お前の名前は新聞やテレビに流される。やがてすぐ忘れられる。」
藤岡弘演じる刑事が主役の回では、港町に住む犯人の女へ潜入調査で近づき、やがて感情移入してしまい逮捕直前に「にげろ!」と叫ぶシーンも忘れられない。中島みゆきの「あなたが海をみているうちに」が効果的に使われていた。
特捜最前線WEBリング

80年代の名画座で観たハリウッド映画の刑事モノの幾つかは白人の主役に黒人のコンビだったりした、もしくは引き立て役で必ず殺される役。漠然とだけど白人中心社会への不信感を増した。


OOデカというネーミングは一体幾つあるのか?
マンガでは「ゴキブリ刑事」が強烈に記憶に残っている。