アレな偶像

a2004さんが、ホドロフスキーの「ホーリーマウンテン」の感想を書いていた。以前コメントでお奨めしてしまったので、心にひそかな加害者の容疑あり。巷にはキリストの人生をテーマに〜という映画は沢山あるし、かといってカルト商品で片付けるのは勿体無いので、特に一番好きなシーンを書き出してみる。

野人のようなキリスト似の男が、しこたま酒を飲まされて泥酔して寝ている間に、全身の型を石膏で取られてしまう。

目を覚ますと、両手を水平に広げた自分の等身大の人形に埋まっている。大声で発狂しながら自分のハリボテを叩き壊して回る男。
やがて、残った一体に愛着を感じて、引きずって街を歩く。
チンパンジーと手をつないで、後には彼を慕う混血女性が付いて行く。

偶像の破壊というと以前も書いた。ツボにハマるネタなのか？
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