前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

戦時下の日本映画

戦時下の日本映画―人々は国策映画を観たか

戦時下の日本映画―人々は国策映画を観たか

「戦時下の日本映画」
昭和の喜劇王榎本健一は当時の女性には嫌われていたと知る。子供や、男性に、兎に角圧倒的に人気があった。旧満州でもエノケンは現地民に人気で、オーバーアクションで笑わせる芸なので翻訳係の弁士の必要がなかったそうだ。


長谷川一夫李香蘭支那の夜」は国策色が薄いラブロマンス物で、大ヒット以降、国の映画検閲が厳しくなる切欠にもなった。当時の映画評論家も「戦地での色恋沙汰」を酷評し、検閲制度の趣旨に賛同するやうな論調が多かったという。
しかし、国策映画として製作協力や奨励や観客動員(職場や学校)を如何に画策しても、非一般映画とされた「娯楽映画」の興行成績にはまったく敵わなかったという。


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・・・確かに、自分も学校で何度か映画鑑賞を強要されたけど、反感しか残らないよねェ。イギリス製作のガンジーとかさ〜3時間近くて、ラストで暗殺されたときは正直ホッとしたです。
学校で「命の大切さ」を下手に啓蒙するのは、逆効果かと思う。
あ、大衆諸君。学校行事の映画鑑賞で観せられた記憶のある作品を教えて下さい。