前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

マフマルバフのボイコットは一生残像に悩まされそうな強烈な映画だった。
自分が「集団」や「組織」に対して不信感を根底に持つ人間という事も手伝って。
教育現場で「ひとりはみんな。みんなはひとり」などのコピーにも拒否反応する。
不良品が関係性の動物なぞ自覚して、統計上エラーの境界で暮らしている。
言葉は不完全なものだ。しかし情動を煽ることには長けている。
一人一人の恐怖心が宗教や独裁政治を支持し、隣人を同情し密告虐殺するのだ。
陰気な散文も日記らしいぞ俺。音楽はノリノリなんだけど・・・
(BGM♬ヌスラット・ファテ・アリ・ハーン「マスト・マスト」)


マニラトナムのロージャーは「ディルセ」への実験作だったのかとも思う。大ヒットしたから興行的には逆なのだろうけど。
ディルセの笑わないヒロイン、マニーシャー演じるテロリストが子供のときにインド政府軍に家族を凌辱虐殺された傷を持ったまま、最後にそれを語らせるシーンがあるのは、五年前の「ロージャー」での反省なのかもしれない。


★元祖、詩のボクシング
「カンガルーと人の先祖の分岐がDNA解析で1億3000万年前と判明」
とのこと。じゃ、人とジョージ・ブッシュの分岐は7000万年前くらい?