2004-06-07 痛快でまっとうな主張 五ヵ計 ロイター伝トリポリ リビアの最高指導者カダフィ大佐は6日、レーガン元米大統領が1986年の リビア爆撃に関する裁判を受けずに死去したことは遺憾との声明を発表した。 国営ジャマヒリヤ通信によると、カダフィ大佐は「レーガン元大統領が、 86年に行ったリビアの子供らに対する醜悪な犯罪について、裁判で釈明せず に死去したことを非常に憂慮する」と述べた。 レーガン元大統領は86年4月、米軍関係者2人が死亡したベルリンの ディスコ爆破事件にリビアが関与したとの判断から、リビア空爆を指示。 リビアは、空爆で同大佐の養女を含む40人以上が死亡したとしている。 空爆の標的には、同大佐の自宅も設定されていた。