煎る煎る
合羽橋の珈琲器具専門店で、陶製の煎り器と生豆1キロを買ってから、毎日煎って二週間目。一回目はあまり振らずに炭化して失敗、写真は3日目のもの。なかなか向上しないけど、ガスコンロで器を振りながら煎る毎日が楽しい。
ガス代が心配だっ。とはいえ少量でないと煎りムラが多くて、仕上がりは中煎りと深煎りが混在する。浅〜中煎りを試してみたものの、豆の硬い芯に火が通らずに残って、コーヒーミルで挽くと強く引っ掛かるし、なにより味が酷い。今は無難に深煎りにすることにした。いつも濃い目に淹れて飲むので、自分の未熟な焙煎で起こる、重い後味と雑味も面白い。手間の掛かる自家焙煎をすれば豆の消費量も減るかと思ったら、もう1キロ無くなりそう。焙煎すると量が減る事もあり。
- 作者: 中野弘志
- 出版社/メーカー: 柴田書店
- 発売日: 2006/03
- メディア: 単行本
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本のテーマを外れて個人的に眼が留まった箇所は、
月刊喫茶店経営91年3月号からの抜粋、【喫茶店史】から
1971年 東京・池袋南に、ウエイトレス全員がビキニスタイルの店が誕生(ノーパン喫茶のルーツ)
風俗業と喫茶の錯綜する日本史も奥深そうな。