前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

煎る煎る

合羽橋の珈琲器具専門店で、陶製の煎り器と生豆1キロを買ってから、毎日煎って二週間目。一回目はあまり振らずに炭化して失敗、写真は3日目のもの。なかなか向上しないけど、ガスコンロで器を振りながら煎る毎日が楽しい。
ガス代が心配だっ。とはいえ少量でないと煎りムラが多くて、仕上がりは中煎りと深煎りが混在する。浅〜中煎りを試してみたものの、豆の硬い芯に火が通らずに残って、コーヒーミルで挽くと強く引っ掛かるし、なにより味が酷い。今は無難に深煎りにすることにした。いつも濃い目に淹れて飲むので、自分の未熟な焙煎で起こる、重い後味と雑味も面白い。手間の掛かる自家焙煎をすれば豆の消費量も減るかと思ったら、もう1キロ無くなりそう。焙煎すると量が減る事もあり。


コーヒー自家焙煎 いざ!!開店

コーヒー自家焙煎 いざ!!開店

業界紙での取材から、自家焙煎の店を開業しようとする人向けに纏めた2001年刊【コーヒー自家焙煎教本―焙煎技術から開店準備まで満載。】での反響に答え、著者が指導して日本各地で開業した様々なケースを紹介しながら、最新の自家焙煎と珈琲業界の動向まで教えてくれる内容。美味しい珈琲のヒントも多い。


本のテーマを外れて個人的に眼が留まった箇所は、

月刊喫茶店経営91年3月号からの抜粋、【喫茶店史】から
1971年 東京・池袋南に、ウエイトレス全員がビキニスタイルの店が誕生(ノーパン喫茶のルーツ)

風俗業と喫茶の錯綜する日本史も奥深そうな。