前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

マスク展 〜フランス国立ケ・ブランリ美術館所蔵

東京都庭園美術館で今月末まで開催中の「マスク展」へ行って来た。
東京都庭園美術館|TOKYO METROPOLITAN TEIEN ART MUSEUM|エキゾティック×モダン アール・デコと異境への眼差し 2018年10月6日(土)- 2019年1月14日(月・祝)



マスクといえば顔に付けるサイズなのかと思いきや、なんでもありの極小〜極大サイズの展示が100点超え。展示スペースの比率としては西アフリカ、オセアニアが目立つ。マリ、コートジボワールのデザインがお気に入り。



オセアニアのマスクの表情はやっぱり水木漫画を連想。



バブル終わりし頃のTBS「新世界紀行」で画伯が戦時中死にかけて生き延びた村を番組ロケで訪れ、仮面の妖怪たちと一緒に踊っていたと思う。


ギャラリー内は適度な空き具合だったので、多くのマスク展示が横から後ろから回りこんで観れるのが良かった。横や斜めから視ると意外な立体感がそそり立つ。後ろの目の穴を通して、間違っても係員のおねいさんを視ないように注意を払う。妙な呪いがかかりそうなので。


図録を購入。たとえ大金持ちに生まれたとしても、アフリカ、オセアニア中南米各地の奇抜なマスクを探して所有せず、3Dデータに収録していく旅をしてみたい。それでもマスク製作者の呪術からは逃れられないかも。